マジックを上達させるためには、どのような練習法が効果があると思いますか?
最も簡単な上達方法として、鏡の前で練習する、という練習法があります。
鏡に映った自分の姿というのは、演技中に相手が見ているあなたの姿そのものです。
なので、鏡に映る自分の演技を見ながら練習し、タネが見えないかを自分で確認しながら練習すると、本番でもタネがバレることはないでしょう。
また、「HERO」でも解説されているように、何か技法を行う際、「その動きは本当に自然な動きなのか?」と常に意識して練習するべきです。
例えば、トランプ2枚を1枚のようにめくって見せる「ダブルリフト」という技法がありますが、1枚めくったときと2枚めくったときのスムースさは、同じでなければなりません。
1枚めくるときより、2枚めくるときのほうが“重い動き”になってはいけないのです。
めくるときの“速さ”や“重さ”、“トランプの持ち方”など、1枚をめくるときと全く同じでなければならないのです。
ようは、「その動きって、本当に1枚のように見えてるの?」ってこと。
かつて、マジック界の教授とも言われたダイ・バーノンはこう言っています。
「Be natural!(自然であれ!)」
そして、あなたという人間にも、何かしら“キャラ”があると思います。
真面目キャラ、おちゃらけキャラ・・・色んなキャラがあると思いますが、あなた自身のキャラに合わせてマジックを演じることをオススメします。
おちゃらけキャラの人が、マジックを演じるときだけ無理して敬語を喋ると、見ている友人たちのほうも、調子が狂います。
あなた自身のキャラに合わせてマジックを演じるのが、最も自然なのです。
ダイ・バーノンは、こうも言っています。
「Be yourself!(あなた自身であれ!)」
「HERO」では、30種類もの楽しいマジックが学べるので、あなたに合ったマジックがきっと見つかりますよ。